注意点

バッグの修理に関しては、一度依頼し、修理を始めたらキャンセルは出来ません。また、バッグの状態などによっては、修理出来ない場合もあります。修理を依頼する場合は、事前に専門業者ときちんと相談し、納得した上で依頼しましょう。ここでは、バッグの修理を依頼した場合や、お手入れなどに関する注意点についてご説明します。

一般的に天然ものである革、皮製のバッグは、収縮の特徴がある為、寸法などで多少誤差が生じる事があり全く同じ状態のものは用意出来ません。また、自分でケアする場合も十分注意して行って下さい。皮、革製は汚れが内部まで浸み込むと、取り除く事は非常に困難になります。皮、革以外の生地でも汚れた場合は、出来るだけ早く取り除く事が重要です。ベンジンやシンナーは、塗装を溶かしたり、シミになりやすい為使用は避けます。市販のクリーナーなどを用いる場合は専門業者に確認をとったり、目立たない部分や、不要な部分があったら、それで一度試してから行って下さい。表面などを拭く場合は、ごしごし擦らず、優しく丁寧に拭きます。やわらかい素材の目の粗いものを選んで行います。濡れた場合は軽く叩くように拭き取り、陰干しします。

バッグを長く愛用し続ける為にも、日頃から大切に扱うようにしましょう。また、自己判断で修理などを行うと、返って状態を悪くしてしまう場合があります。そうさせない為にも、専門業者に依頼する事をお勧めします。

修理の値段

バッグの修理には店舗により、大きな差があります。また、バッグを販売しているメーカーやブランドの直営店に依頼した場合は、新品を買った方が安くつく場合もあります。ここでは、バッグの修理の値段について、ご説明します。

バッグの修理は、箇所によって様々です。最も高いのが、バッグの側面であり、パイピング交換になります。おおよそ1万円以上かかるものが多く、次いで持ち手部分を新たに作成した場合で、約6000円から15000円前後、ショルダー部分の新たな作成、錠前交換で8000円以上となっています。比較的安い値段となっているのが、持ち手のほころびの修理で約1000円、バッグの金具の修理で300円から3000円前後となっています。バッグのファスナー部分や、ジッパーなどの金具になるとぐんと高くなり、6000円からかかる場合もあります。バッグの内側や表面では、高いものが多く、かぶせ裏の交換で8000円以上、内張りの交換では15000円から20000円前後となる場合もあります。

ブランド直営店やメーカーではこれ以上かかる事もある為、バッグの修理専門店に依頼した方が安く済みます。また、修理実績の多い専門業者なら安心して頼めます。

バッグクリーニング

バッグのクリーニングについては、種類によって異なります。バッグの状態や素材に合わせ、また、綺麗な状態が長持ちするように減菌、消臭加工を行う業者もあります。ここでは、バッグのクリーニングについてご説明します。

革の場合はシミになりやすかったり、傷つきやすかったりしますので、最善の注意を払いながらクリーニングをしていきます。特殊洗剤を使用して丸洗いし、汚れやシミ、雑菌などを取り除きます。その後、形状を損なわないように機械などで乾燥させます。また、パイピングなどの擦れた部分の補修や、色の調整なども行います。スエード生地のバッグの場合はホコリなどを取り除いた後、特殊の洗剤を使用し、汚れやシミなどを落としていきます。革に比べスエードは、非常にお手入れが難しいとされていますが、出来る限り汚れを取り除き、最後にブラッシングで整えて防水加工を施して完了となります。布バッグの場合は、革やスエードに比べ比較的容易に行えます。通常通り、洗剤で丸洗いし、最後に乾燥させます。日焼けなどの色褪せは直す事が出来ませんが、汚れやシミなどは綺麗に取り除く事が出来ます。

カビなどの激しい汚れがある場合は、完全に取り除けない場合がありますが、クリーニングをする事によって、新品同様に生まれ変わり、新たに大切にしようという気持ちが芽生えます。

バッグ修理について

長年愛用していたバッグが劣化してしまったり、壊れてしまうと非常に残念な気持ちになります。そうした場合は自分で修理するのは難しい為、専門業者に依頼するのが賢明です。ここでは、バッグ修理の内容についてご説明します。

バッグの修理は当然、状態により作業方法が異なります。持ち手や持ち手と本体をつなげている根革が切れてしまったり、破れてしまった場合は、修繕したり交換します。元の色や形状により近くなるように新しく作成します。内装の交換では、中が破れてしまったり、汚れでべとべとになってしまったり、剥がれた場合は、内側を張り替えます。元の素材に合わせて張り替えたり、丈夫な物に替えます。また、バッグで一番擦り切れてしまいやすいパイピングやバインダー部分は、部分的な修繕と全体の修繕があります。放置しておくとどんどん広がってしまいますので、早めに修理する事をお勧めします。その他、壊れやすい箇所としてファスナー部分が挙げられます。閉まらなくなってしまったり、持ち手が取れてしまいファスナーとしての機能が無くなってしまった場合は、交換します。また、バッグのあらゆる箇所で使用されていたり、デザインとして装飾されている金具が錆びてしまったり、取れてしまった場合も交換します。色や質感などについては、専門業者では多く取り扱っている為、現状に近いものを選択したり、顧客の要望に合わせて違うものにする事も可能です。

大切なバッグを長く愛用する為にも普段からケアをし、壊れてしまったら迅速に修理に出しましょう。